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掃除がしやすい家づくり

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家をキレイに保つには日ごろからのお手入れが非常に重要です。
またお掃除を怠るとホコリがたまり、ぜんそくやアトピーの原因となるダニが発生するなど健康にも決して良くありません。
ただ共働きのご家庭が増加するなか、なかなか家のお掃除まで手が回らないとお考えの方も多いのではないでしょうか。

そこで少しでも手軽に、早くお掃除を済ませられるよう、お掃除がしやすい家づくりを建築計画の段階からしっかり考えてみましょう。

掃除がしやすい家づくり~設計編~

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・・段差をなくす・・

床のお掃除は段差がないほど楽にお掃除ができます。
お掃除ロボットも段差があると、そこから先はお掃除しれくませんよね。

段差があると掃除の際、心理的にも掃除がしづらいと感じやすくなりおっくうになりがちなので、段差は極力少なくすることをおすすめします。



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・・収納の設置・・

掃除がしやすいように簡易的な収納ならキャスター付の収納が良いでしょう。
またクローゼットなどの大きな収納は造りつけにして置き家具を少なくすることで、家具の裏に
ホコリが溜めないようにすることが肝心です。


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・・高さや狭さを考える・・

設計段階で高さや狭さをしっかり検討しないと、お掃除がしにくい住まいになってしまいますので、基本的には手の届かないような場所をつくらないことが重要です。
例えば、採光用に設ける吹き抜け上部の窓などは手が届きづらく、お掃除も大変ですよね。
建築プランを作成した際にはパースなどで窓の位置などをしっかり確認してお掃除できるかどうかをしっかり検討しましょう。


掃除のしやすい家づくり~素材編~

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掃除のしやすさを考える時には、静電気にも気をつけましょう。

ホコリは静電気に吸い寄せられるので、静電気が多い場所をつくらないことが重要です。


ちなみになぜ冬場に静電気が発生しやすいかというと、空気が乾燥しているからで、温度が20℃以下で湿度が20%以下になると静電気が発生しやすくなるのだとか。

ですので、水分を含み調湿性能がある自然素材には静電気はほとんど発生しません。

一度ビニールクロスを雑巾で拭いてみて下さい。きっとホコリでうっすら汚れていると思います。
変わって漆喰などの塗り壁は冬場でも湿気を持っているので
汚れません。
床も同じで、合板のフローリングはホコリが溜まりやすいのに対して、無垢の床材は溜まりづらいの特長です。

服の素材もフリースなどの化繊素材やウール、毛皮、ナイロン素材のストッキングは静電気が溜まりやすいのでコットンや絹などを選ぶと静電気を抑えることができます。

静電気が気になる方はぜひ参考にして下さい!