白門建設興業株式会社 エコロジー サスティナー 第13回千葉県建築文化賞受賞 劇的大改造ビフォーアフター ホームDR.ハクモン エコマテリアル エコデザイン エコライフスタイル

元気がでる家づくり

元気がでる家づくり

2009年11月号
『坂の上の雲』で想うこと
2009年11月号

  みなさんお元気ですか!
このニュースレターが届くころには、まもなく始まると思います。NHKの特別大河ドラマ『坂の上の雲』です。

  本当にタイムリーな企画です。
司馬遼太郎さんが存命中には絶対に映画やTVドラマには製作させなかった作品でした。

  それが三年かけて撮影し、三年かけて放映するその第一回目が11月29日(日)です。司馬ファンにしては見逃せないドラマです。

  秋山好古・秋山真之の兄弟と正岡子規を中心に1000人以上も登場する大群像ドラマです。

  歴史からすればさほど遠くない『明治』という時代。
当時は英仏など世界の列強国がアジアの小国を次々と従属させる植民地主義の時代。そんな国際情勢の中で産業も未発達でお金もなく、十分な軍事力もなく、国家としては生まれたばかりの日本。
  南下してくる大国ロシアの恐怖を感じつつ、世界の荒海に放り出された日本がどう生きたか?

  当時の人達、国のリーダーから一兵卒に至るまで、国を挙げての困難な坂道をただひたすらに黙々と登っていく。
  登りつめたその先には明るい未来があるのか、わからないけれども、自分に与えられたそれぞれの責務を全うするために、ただただ登ってきた人達。

  司馬さんは言います。
  『人生は日常の連続であって、日常というものは非常にくだらないものである。朝起きて顔を洗って…その日常というものを積み重ねていくと、何事か出てくるかも知れぬというのが人生だ』。
  『日常をきっちりやらないやつはおれは信用できない』と。

  明治人の意識の底流にあるものは、きっと地位や名誉やお金でもなく、いつでも『いざ』という時のために(それがどんなときで、どんなことなのかわかりませんが)己の身を捨てても、何事かを成し遂げようとする精神であり、江戸という時代から受け継がれてきたもののように思います。

  今わたしたちを取り巻く混沌とした時代の中で、想い惑うわたしたちにとって、何事かを示唆してくれるドラマではないでしょうか。

  家づくりを生業とするわたしたちも、小さな力ではありますが、誰もが安心して暮らせるような住まいを造り、そしてそれがわたしたちに与えられた責務として造り続ける以外にないのかも知れない、と思うこの頃です。

ではまた。

2009年10月号
『体温を感じる住まいを…』
2009年10月号

  みなさんお元気ですか!秋も深まってきましたね。

  先日、栃木県の山奥を車で走ってきましたが、本格的な紅葉が始まっていました。
真っ赤なもみじと鮮やかなレモン色の銀杏にと、とても見事なものでいつまでも目に焼きついています。

  冬は間近ですが、冬になるとやはり暖房が必要になります。
みなさんの家の暖房器具は、エアコンですか、石油ストーブですか?

  室温は何度ぐらいに設定していますか?
室温が30℃のときと、20℃のときでは、当然30℃のほうが暖かいと考えますね。

ところが体感温度となると、その逆に低い20℃のほうが暖かく感じることもあります。

  それは室温(空気の温度)だけではなく、床や壁・天井・窓やテーブルなど室内にある全ての物に蓄熱された輻射熱
平均輻射温度)も感じるからです。

  例えば、Aの部屋の室温26℃で床・壁などの平均輻射温度が7℃とすると、(26℃+7℃)/2=16.5℃の体感温度になります。(断熱性能が悪いです)
  Bの部屋の室温20℃で平均輻射温度が18℃とすると(20℃+18℃)/2=19℃となり、Aの部屋よりBの部屋の方が暖かいことになるのです。

  勿論、この体感温度に適切な湿度を加えれば、より優しい温度が得られます。
それには、更に湿度対策を考えなければなりませんが、建物の断熱性能をUPするときに並行して考えたいものです。

  当社には輻射温度を計測する温度計がありますので、ご自分の住まいの体感温度を知りたい方は、
一声かけて下さい。いつでも持参し、計測致します。

  赤ちゃんはお母さんに抱かれ、体温を感じながら、すやすやと安心して眠ります。
  当社の家は乾いた暖かさではなく、家中どこでもフワ〜と温かい、体温を感じさせるような家づくりを心懸けているつもりですが、見学会などで一度体験してみてはいかがでしょうか?

ではまた。

2009年9月号
『本当に必要なものは…』
2009年9月号

  みなさんお元気ですか!

  政治の世界も永い間お疲れの自由民主党に代わって、圧倒的な支持の民主党が政権を握りました。
これからどう変わっていくのか関心の高いところですね。というよりも目が離せません。恐らくかつてないほどの変化が予想されますが、悪い方ではなく、良い方の変化に願いたいものです。

  ところで唐突ですが、このたび、わたくし『ハーモニックトラスト』の正会員になりました。
自然食品を取り扱っている『(株)ナチュラルハーモニー』の宅配部門です。

  みなさんは野菜や果物を育てるのに、化学肥料や農薬、除草剤を使うことは周知のことと思います。
わたくしもそんなことは現代農業の常識だと思っていました。人がたべものを喰べて育つように、植物だって肥料が必要なんだと思っていました。

ところがです。

  農薬どころか除草剤も化学肥料も有機肥料さえ全く使わず、米も大根も、人参も、キャベツも、トマトも、キュウリも、
リンゴも、ミカンもできることを知りました。自然栽培です。正直言って驚きました。

とは言え、まだ頭の片隅では≪どうせマニアックなひとたちのしていること、収穫だって少なく普遍性はないだろう≫
と思っておりましたが、それもそうではないのです。
収量も大差なく、味もあまり変わらない(喰べてみて実感しました)。

  そうすると農作物にとって、化学肥料や農薬は本当に必要なものなんだろうか?大きな疑問が湧いてきました。

  わたしたちが今、これが普通だ、当たり前だと思っていることも実はそうではなく、ただ思い込んでいるだけなのではないか?何か大事なものを見落としているように思えてきたのです。

  農業に限らず、家づくりも同じことが言えるのではないでしょうか。

  外断熱工法、Q値、C値、24時間集中換気方式、ビニールクロス、シックハウス、省エネ等々目新しい言葉が氾濫していますが、もう一度『住むひとにとって本当に必要なものは何か』を問い直してみる必要がありそうです。

ではまた。

2009年8月号
『めがねを壊して心がおどる』
2009年8月号

  残暑厳しき折、みなさんお元気ですか!
とはいえ、今年は夏が来たんでしょうか?もう夜になると秋の気配を感じますね。

さて最近ですが眼鏡を壊してしまいました。
やむなく買い換えましたが、買うのであれば絶対あそこで…と決めていた店がありました。

  『めがね』の21(ツー・ワン)です。
西日本を中心に社員数550名、1986年以来急成長している会社です。

知っている方もいらっしゃるとは思いますが、過日TV12ch『カンブリア宮殿』(作家の村上龍さん司会)に2週に渡って
(株)21の創業者  平本清さんが出演していました。
村上龍さんも脱帽のユニークな会社で、私も『嘘だろう?』と思わずにはいられない内容でした。あまりにも現代の企業とは正反対の会社ですから…。

  早速、関連本(『社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった』日下公人著)を購入して読みました。

  まさに21世紀型のあるべき企業の姿ではないかと思いますので、この本から一部を抜粋して紹介しますと

  『こういう会社のシステムをつくった平本清さん、池本龍さんたちの偉大さは「日本経営者史」に特筆大書されて、
100年、200年ののちに伝えられ、やがてはアメリカ、ヨーロッパの経営学を書き換えるものになると思う

--略--

  この本に登場する従業員や取引先や関係官庁の人々一人ひとりのモラルの高さ、人情の厚さ、理解力の深さ、さらにそれに加えて、共同体はいかにあるべきかを心得て自らを律した人格の見事さは、人を驚嘆させる。
会社や社会はいかにあるべきかを、ほとんど生まれながらにして体得したひとたちがいて、それに貢献することが自分の喜びであり、誇りであるとする人たちがいる。
取材していくなかで、いくつかのエピソードに私は涙が止まらなかった。』


  (株)21の店舗は千葉県には一店舗のみで八千代市にありました。
どんな会社だろう、社員の態度はどうなんだろう?確かめたくて行ってきました。

最初から最後まで普通でした。売らんかなの気負いもなく、マニュアル化された接客態度でもなく、
拍子抜けするくらいの自然体でした。

  ただ私としてはまた買うとしたら、ここに来ます。修繕もここに来ると思います。そして他の人にも紹介します。
そんな気持ちになりました。

  『家づくり』を主業務とする当社もこうありたいと思った次第です。

ではまた。

2009年4月号
『奥様から聞いた話』
2009年4月号

 お元気ですかみなさん!

賑やかしい桜前線が北へ去り、新緑が溢れる季節になりました。
眩しいほどの浅黄色は生命あるものの「たぎり」そのものですね。

  4月25日〜26日四街道市で完成見学会を開催致しましたが、34組の方々にご来場いただきました。
本当に有り難く感謝に堪えません。厚く御礼申し上げます。
  さて話は変わりますが、引越しされたお客様の家をお伺いしている中で気になるお話がありました。

【花粉症とアレルギー症のT奥様より聞いた話】
『この家に引っ越して(H21年2月)から現在までマスクなしで過ごせているんです。
ただ途中一度だけクシャミと鼻水に悩まされました。
その時何となく今までマンションで使っていた敷物を使い出したからだと思い、
その敷物を家の外に放り出してみたんです。そうしたところアレルギーの症状がピタリと止まったんです。

【H奥様から聞きました H20年12月引越し】
『不思議なことに今年はまだ花粉症にかかっていません。
いつもならマスクが手離せないのですが、今のところ大丈夫です。家のせいでしょうか?』

  このお話はつくり話ではありません。
実際に聞いた話ですが、私はわたしたちが造る家が病気を治すと言うつもりは毛頭ありません。
ただこれから家を建てようとお考えの方には、折角つくるのですから
家の中の空気質について関心を持っていただきたいと思うのです。

空気は目には見えませんが、さまざまな揮発性の化学物質(VOC)や埃、カビの胞子、
ダニの死骸などが浮遊しています。
そんな空気は当たり前の空気ではありません。

汚れた空気が身体にいいわけがありませんから。

家の造り方と住まい方を工夫すれば今まで以上に健康的に快適に暮らせる家がつくれると思うのに…、
ぶつぶつ言っている私でした。

それではまた。

2009年2月号
『KYも大切ですが…』
2009年2月号

時間の経つのが早く感じられるこの頃ですが皆さんお元気ですか!

  2月早々のことでしたが車を止めて何気なく窓の外を見ると梅の花が一輪咲いていたのです。
  内心“エッ!もう咲いたの?”とびっくりしました。
気分はまだ冬でしたから…。
それで思い直して、ゆっくり辺りを眺めて見ると、確かに春の息吹というか空気を感じました。

  それで思い出しました。
先月は2回完成住宅見学会を開催しましたが、その時に来られたお客様の言葉で強く印象に残ったことがありました。

その方は会場に入るなり、
  『ワァー空気が違う』と言ったのです。

わたしたちにはもう慣れてしまったことでも、初めてのひとには敏感に感じるものなのですね。

  『空気』と言えば、その成分は窒素78%、酸素21%、その他1%だそうですが、
そのことよりも目に見えないけれど空気中に浮遊しているチリや埃、花粉、カビの胞子、ダニの死骸やら
風邪の元凶のウィルス、水蒸気も含めて何らかと人間に影響を与えています。
  人間にとって空気と水は生きていく上での必須要件ですが、
水は目に見えるもので、濁っていれば誰も飲む人はいません。

しかし、空気は見えないものですからつい関心がおろそかになってしまうのです。

  現代病といわれるシックハウス症候群や化学物質過敏症、花粉症、喘息、アレルギーなどは、 空気中の浮遊物が原因で発生しているわけです。

  家づくりに携わるものとして、空気質については重大な関心を持たざるを得ません。

  「あのひとは空気が読めないから…」などと、KYも大切かも知れませんが、室内空気にも、大いに関心を持ってもらいたいものと考える今日この頃です。

ではまた!

白門建設興業株式会社 エコロジー サスティナー 第13回千葉県建築文化賞受賞 劇的大改造ビフォーアフター ホームDR.ハクモン エコマテリアル エコデザイン エコライフスタイル