大地震から家族を守るTIP構法





TIP構法の特徴は見た目の通り、斜めに貼られた木板と緑色の三角のプレートにあります。



斜め45度に貼られた木板(杉)は外壁の下地材となります。一般的には水平に貼られることが多い板貼りの下地材ですが、斜めに貼っていくことで耐震性を大幅に上げることができます。
ただ斜め貼りは水平貼りに比べ、大工さんの経験と技術が優れていないとなかなか完成に辿り着けないので、白門ではTIP構法の施工経験が豊富な大工さんにのみ工事をお願いしています。


TIP構法の耐震性能のキモは実は緑色のプレート(ガゼットプレート)です。 住宅の躯体を構成している柱や土台、筋交い(すじかい)などが交差する場所を鉄板で補強した3角形の構造用合板で釘打ちすることで耐震性に優れた強固な家になります。




当社で使用している斜め貼りの杉板は間伐材と言って、大きな木を育てるために周りの木を間引きしたものです。 間伐材は柱や梁(はり)と言った住宅の構造材として使用するには細い木で、今までは廃棄されることが多かった木材でした。 そこで地球環境の保全と日本の林業発展のために、TIP構法では間伐材を使用しております。

