自然塗料の柿渋の黒と内壁は白に統一されたT様邸。
3畳の小上がり和室は家事や家族や友人との団欒など使い方はいろいろ。
夏は地窓から涼風を取り入れ小上がりでちょっと一息・・
柿渋塗装で仕上げる|市川市 T様邸

敷地を最大限有効利用したT様邸。
敷地の広さを聞いてびっくりするくらい、お庭と駐車場をしっかり設けて、余すことなく敷地を利用した住まいとなりました。
江戸時代以前から使われている伝統の自然塗料である柿渋を
内装材(杉床、階段、手摺、梁、建具)に塗装しました。
柿タンニンが防水、防腐、防虫の効果を発揮して実用と粋を
兼ね備えた落ち着いた仕上がりとなりました。

2Fも洗面台は大工さんによる製作。
収納棚や洗面台、鏡の枠などの木部分はすべて柿渋塗装で仕上げました。

リビング側からはキッチン内が見通せないよう、一部縦格子にして目隠しに。

南側には比較的大きな建物があるため、日当たりを考慮して大きな吹抜けを設けました。

適所に間仕切り壁をくり抜いて、風の通り道確保してあげるのも当社の家づくりの特長です。
タペストリーのような布をひっかけるのもおしゃれですね。

共働きのT様は室内干しが多いとのことで、吹抜けの脇には洗濯干し用のワイヤーを設置。
「風が回っている吹抜け周辺は乾きが早く、室内干し独特の臭いもしないので助かります」とT様。
- 家族構成
- ご夫婦
- 敷地面積
- 121.09 ㎡ (36.69坪)
- 延床面積
- 78.10 ㎡
- 屋根
- カラーベストコロニアル
- 高断熱材
- セルロースファイバー
- 耐力壁
- 耐震TIP構法
- 木造軸組2階建