遠浅の海岸が埋め立てられる前の稲毛は、海水浴や潮干狩りの客で
賑わうリゾート地であり、半農半漁の街だったそうです。
稲毛の海では、新月の夜にカンテラの明かりの元に集まる魚を獲った
遊びの漁・・・夜灯漁が行われていました。
波が引いた後の潮だまりで、小海老や魚が獲れたそうです。
ですが、時代と共に東京湾は埋め立てられ住宅地となり、
それと共に夜灯漁も姿を消してしまったそう。
いま、もう一度。
失われた古き良き時代の歴史と記憶を
失われつつある人と人とのつながりを
カンテラの明かりを灯籠に変えて人の心によみがえらせ灯したい
まちを照らし、人を照らし、
暮らす人々のつながりを大切に育てていきたい。
そんな思いから始まった「稲毛あかり祭り~夜灯~」がこの週末、京成稲毛駅周辺にて開催されます。
京成稲毛駅には小島さんのブログにもあるように、昔の稲毛の様子が紹介されています。
その中で、時間があったら見に行きたいのが「旧神谷伝兵衛の別荘」
大正7年に造られた洋風建築で、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造りであることから
国の登録有形文化財にも指定されている建築物。
「日本のワイン王」と呼ばれた神谷伝兵衛が晩年に愛したこの別荘は無料で見学できる
とのことですので行けたらまたブログにUPしたいと思います。
お楽しみに!