
さて、ハクモンの住宅はといいますと自然素材ですが、自然の中で生まれた優れた効果がある素材を建材と
して使い、自然素材が持つ優れた効用を最大限に引き出して、暮らしに取り込み、住まう人の健康と環境に負
荷をかけない住宅を一生懸命頑張って造っています。
自然素材をよく知るために、自然の中で実際に触れて様々なことを体験できるイベントに休日の日程が合えば
よく参加させてもらっています。そして、やっぱり子供達にも自然の中で思いっきり遊ばせて様々なことを学んで
欲しいなと思っています。さらに、ハクモン主催のワークショップなどのイベントで参考にさせてもらえるものがあ
れば良いな

先月の出来事なのですが、『親子で火を囲もう!』というイベントに家族で参加してきまして、自然の中で野性
味溢れる直火の焚き火をするというとても貴重な体験をさせていただきました。
タイトルにあるように、親子で火を囲んでほのぼのと焚き火で暖まるのかな…?
と、思いきや、なかなかワイルド

ぼっくりなどを好きに取ってきて、やぐらをつくり、カプラのように周りを囲みながら上手に組み上げているご家
族の方がいたり、それぞれ家族で話し合い考案されてつくられていました。磯野家はただ雑多なやぐらです

ただ、火というのは上に向かって燃えていき、酸素がなければならないということくらいは(理科かな?)習った
ので、一番下に細い木→中くらいの木→ぶっとい木の順番でやぐら状に組んでみました。以前、昔遊びで火お
越し体験を教えてくださった方に聞いたのですが、木は一本では燃えつづけられず、木どうしが重なり合ったと
ころに空気の風が生まれて燃えつづけることができるのだそうで…そうなんだ~


着火剤がわりにインクの付いた紙(印刷用紙)や落ち葉などではじまり、あっという間に燃え上がり、途中、子供
が楽しそうにものすごく燃える松の葉などをじゃんじゃん投入するので、ぼうぼうと火が燃え上がりちょっと恐ろ
しい具合に…。各自焼いて食べたいものを持参して、マシュマロやソーセージを串に刺して、魚やハマグリをホ
イルに包んで焼いて食しましたが、これがなかなかデンジャラス!常に風の吹く方向を見極めながら、くし刺し
食材持ったまま「あっつっ、あっつっ」といいながら、焚き火の回りをぐるぐると移動です。どうしたら火傷しない
でおいしく食べることが出来るか知恵を振り絞りながらわいわいと2時間ばかりがあっという間に過ぎてしまいま
した。最後はみんなで協力し合って完全燃焼した灰をきれいに穴が掘られた灰処理場に片付けて終了。
その後、歌をうたったりゲームをしたりのキャンプファイヤーをして楽しみました。結局、誰も火傷したりすること
なく無事でしたので、五感を使って、危険を察知して回避するという技を自然に身に着けた?!のやもしれませ
ん。さらに子供たちはもちろん!親の方もたっぷり楽しませていただきました。
施設の館長さんがいつも良いお話を聞かせてくださるのですが、「現代の子供たちは、子供らしくないと言われ
ている」ことについてでした。 その、「子供らしくない」は現代の子供たちのせいではなく、社会が子供らしくさせ
てあげないためだからです。今日、自然の中で子供達と過ごしてみて、どう感じましたか?目をキラキラさせて
とても生き生きと楽しそうだったのではないですか?大人の方も童心にかえって楽しむことが出来たのではな
いでしょうか?家でゲームなどをして親子で楽しむのも良いとはおもいますが、できるだけ一緒に外に出て思
いっきり自然と遊ばせてあげてください。是非とも子どもを子供にかえしてあげてください。子どもらしくさせ
てあげてください。

違っていたら、すみません!) 貴重な体験をさせていただきまして有難うございました。
たっぷり子供らしくそだった子供たちは成長したら立派な大人なって、未来の日本をつくりあげるのでしょうね、
きっと

ハクモンのエコロジー住宅もがんばりますよ~!